県の取組
愛知県カスタマーハラスメント防止条例(令和7年10月1日施行)
愛知県では、社会全体でカスタマーハラスメント(カスハラ)のない社会を実現するため、カスハラの防止について、基本理念を定め、並びに県、事業者、就業者及び顧客等の責務を明らかにするとともに、県が実施する施策の基本となる事項を「愛知県カスタマーハラスメント防止条例」を制定しました。
<参考>条例検討の経緯
カスタマーハラスメント防止対策に関する協議会
2024年5月、経済団体、労働団体、有識者及び行政機関を構成員とする「カスタマーハラスメント防止対策に関する協議会」を設置し、カスハラの現状を把握するとともに、防止に向けた対策について協議しました。
愛知県カスタマーハラスメント防止条例検討会議
協議会の取りまとめを具現化し、カスハラを防止するため、経済団体、労働団体、消費者団体、有識者及び行政機関を委員とする「愛知県カスタマーハラスメント防止条例検討会議」を 2024年12月に設置し、条例制定に向けて検討を行いました。
愛知県の取組
社会全体でカスハラ防止を図るため、愛知県として以下の取組を行っています。
指針の策定等
条例第9条の規定に基づき、カスハラ防止に関する指針(ガイドライン)を策定します。
また、各業界団体や企業がカスハラ防止対策の参考とすることができる各団体共通マニュアルも策定する予定です。
相談及び助言
情報の収集及び提供
事業者によるカスハラ防止に関する取組を支援するため、県内におけるカスハラの実態や県内企業の先進事例など必要な情報を収集し、本ウェブサイトなどで提供を行います。