現状と課題
I. 調査概要
調査の目的
愛知県におけるカスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」という。)の現状を把握するため。
調査対象及び調査方法
- 期間
2024年7月8日(月)から2024年8月9日(金)まで
- 対象者
企業等、労働者
- 調査手法
WEB調査(愛知県電子申請・届出システム等)
- 有効回答
企業等234社、労働者278人
企業等の内訳
労働者の内訳
II. 労働者調査
カスハラの発生状況
カスハラを受けた経験のある
労働者は4割弱

カスハラの内容は
「威圧的な言動」「精神的な攻撃」
「継続的な、執拗な言動」が多い

- あなたが受けたカスハラは
以下のどれにあたりますか。
【複数回答可】
カスハラによる心身の影響
カスハラを受けた影響では
「怒りや不満、不安などを感じた」が最も多い

- カスハラを受けて、あなたの心身に
どのような影響がありましたか。
【複数回答可】
勤務先での取組
勤務先でのカスハラの取組は
「特になし」が5割
- あなたの勤務先がカスハラに関する取組として実施しているものをお答えください
【複数回答可】
Ⅲ. 企業調査
カスハラの発生状況
カスハラの相談が
あった企業は2割
カスハラの相談が
「増加している」企業は約5割
カスハラの内容
カスハラの内容は「威圧的な言動」「継続的な、執拗な言動」が多い
- カスハラに該当すると判断した事案で、
どのようなものがありましたか。
【複数回答可】
カスハラの損害・被害
カスハラで「労働者の意欲・エンゲージメントの低下」や
「通常業務の遂行への悪影響」などの被害を被っている

- カスハラで被った損害や被害について
どのようなものがありましたか。
【複数回答可】
実施している取組
カスハラに関して実施している取組が「特にない」が6割以上
- カスハラに関する取組として実施しているものがあればお答えください。
【複数回答可】
課題となる取組
「迷惑行為と正当なクレームや要求とを区別する
明確な判断基準を設けることが難しい」が課題

- カスハラを予防・解決するための取組を進める上での課題として
どのようなことが考えられますか。
【複数回答可】
- 調査結果の見方
-
- グラフ・表中の「n」はアンケートの回収数を示しています。
- 比率はすべて百分率(%)で表し、小数点第2位を四捨五入して算出しています。従って、合計が100.0%にならない場合もあります。
- 複数回答の場合、回答の合計比率が100.0%を超える場合があります。